DJ KENSEI in 蜂。

金曜日は、青山の蜂というクラブの12周年パーティで、
DJ KENSEIさんや、DJ QUIETSTORMさんがDJしたので遊びに行きました。
もともと別のクラブに行くつもりだったのですが、
KENSEIさんからの直通電話(ホットライン)で、
今日おやかたなにやってんの?
と言われて、これは何かあるな?と思い、
DOPANTやASANUMAさんを誘って行きました。
蜂は三層構造になっていて、少し変わっていたけど、
雰囲気は昔変わらずの、謎のアジアのクラブ、
って感じで良かったです。
最上階でKENSEIさんの説法を聞いてから、いざフロアへ。
DJ KENSEIさん前は、ダースレーダー氏がDJしていて、
TPO(って何?)をわきまえた選曲で盛り上げてました。
少し柏な感じもしました。
KENSEIさんの一曲目は、J-LiveのLongevityでした。
2時間半くらいDJしたんですが、前半はヒップホップ、
後半はエレクトロとか混ぜつつ、二枚でガシガシにやっていました。
途中で気が付いたのですが、二時間半のうち、HIT曲を一度もかけてない。
アルバムの曲(=12インチになってない曲)とか、
カルトクラシックモノとか、
12インチにしか入っていないremixとか、いきなりガツンとあげずに、
淡々と一定テンションで、だけど微妙な上げ下げとか全体のグルーブがあって、
いやーもうマトモにたってられないというか、
ヒザがガクガク震えてしまいました。 
殆ど産まれたばかりの子鹿状態でした。
滅茶苦茶かっこ良かったです。
13年くらい前に、僕がDJになるのを諦めようと思った時のDJ KENSEIさんと、
同じ顔のKENSEIさんが居て、ビックリしました。
KENSEIさんが言っていたのですが、最近はみんなDJになりたがるみたいです。
レーベルやっている人とか、レコ屋の店員とか、みんなDJをするけど、
みんな好きな曲しか掛けないから、つまらないと言っていました。
その人にとって良い曲とか好きな曲を掛けたら、そりゃあその人は楽しいだろうけど、
でも、DJはそういうんじゃないよ、って言われてビクリとしました。
プロフェッショナルDJって、凄いなと改めて思いました。