チ〜ン!

私は普段、自転車で移動しています。自転車って思っている以上に素早いんですよ。徒歩を歩兵とすれば、自転車は騎兵の感覚です。それくらい進軍スピードが違います。

騎兵の便利な点は、何処にいくのに何分掛かるかっていうのも距離でおおよそ読めます。一通の道も逆走出来るし、ジグザグ走行も出来るし*1ラリアットも簡単に繰り出せて*2便利なんです。それにレーサーの自転車は軽く流しているだけでも30kmくらい出ますしスーって進むんですね。

でも最近、打ち合わせに行くときとかいつも必死でペダルを漕いでいるんです。なんで私は残り時間を計算しながら必死にもがいているのだろう?と毎日、自問自答の日々が続いていました。


なんでこんなことになるのか?

理由が分かりました。

それは私が怠惰で堕落して時間の計算が甘かったからです。

例えば、目黒から恵比寿。山の手線がすぐに来たとして駅から駅まで3分。また駅からの移動も考えると、最低10分は移動に掛かると思いますよね。僕はあるとき、目的地へ自転車を駆って5分で着いたとします。たまたま信号も青が続いて、天気もよく、道も空いていたんです。でも、その記憶を消さない限り、私の中で目黒から恵比寿の移動は5分が基準になってしまいます。それに産まれ持った怠惰な性格と過信も加わり、スタートがどんどん遅くなり、結果、ゴールまでの所用(にかけられる)時間が、4分半、いや、4分という風に縮んでいきます。

つまり毎回、自己ベストを大幅に更新しない限り、待ち合わせに時間に間に合わなくなっていく=遅刻魔のレッテルが貼られてしまうということなのです。

当然、遅刻魔は嫌じゃないですかぁ〜

これはマジで良くないので反省文提出です。


反省した後、こう考えるようにしました。

5分でいけるところも、10分でいきましょう。10分のところなら15分です。+5分法の導入です。

これなら時間余ると思うじゃないですか? それが不思議とぴったりに着くんです。いつも、どんだけ必死で走っているんだよ!と疑いたくなります。

どうせなら、5分前に目的地に着いていたいですね。そんなあなたには、+10分法も合わせてオススメです。


私の下で働いている新兵の藤木二等兵は遅刻で有名です。で、私も上官として、そんな怠惰で堕落した腐った根性をたたき直そうと渇を入れる訳ですから、当然私も遅刻できないですよね。人に厳しく、自分にはもっと厳しく。これ鉄則です。だから二等兵と待ち合わせするときは1秒たりとも遅刻することは出来ず、最近、追い込まれているのは自分の方なんです。

そんな二等兵ですが、相も変わらず今日も自衛隊ヘアーカット+Tシャツ姿。「クソ寒いのに半袖でうろうろするな!みているこっちが寒くなるではないか!」と注意したら、「アツイっす」と一言で終わらされました。会話が成立しません。

実際、今日はクソが着くほど寒かったですよね。防寒着も歯が立たないくらいでしたのに、何なんですかね、あやつは。体のメカニズムが違う臭いです。それにしても今日は二等兵がよく働いてくれたと思います。彼は今日も遅刻の事で他の上官に怒られて、+30分法を義務づけられたようです。人間としての器が違いすぎるから、そんな常人の法則は通用しないと思うんだナー。

そんな二等兵ですが、なにやら高級でおしゃれなアウトドア鞄を提げていたので、それについて質問したところ、「これ、ラップトップPCが入るんですよ」「そんだけでかければ入るだろう?」「いや、そういうことじゃなくて、ちゃんと中にポケットが付いているんですよ、ホラ」と中をあけて見せる二等兵。「けど君、ラップトップなんて持ってたっけ?」と衛生兵。「いえ、持っていません」「……」

今日はライムスターのアルバムがリリースされていたみたいです。買いに行こうと思ったけど今日は時間が無かったです。リキッドルームで本物のパッケージを見ましたが近未来的でクールでした。リキッドのボスに明日返却するなら貸して上げようって言われたのですが、買うから結構です、と格好良く断りました。でも僕のアシスタント二等兵が、じゃあ僕に貸して下さい、と言って借りてしまいました。

そういうところだけハングリー精神があるんだよなぁ〜


私は最近amazonの策略にひっかかり、sadeのnew albumとmassive attackのnew albumを同時に買ってしまいました。

massive attackを検索したら、こんな表示が↓

「このCDとSoldier of Love ~ シャーデーをあわせて買う 」

遅い方の発売日に両方届くんだろうな、きっと。

*1:危ないので絶対に真似をしないでください

*2:危ないので絶対に真似をしないでください