田我流ファーストソロ「作品集~JUST~」


桃の里一宮・桃源郷レコードから、11月8日に田我流のファーストソロ「作品集 ~JUST~」が出ますです。広告がラーメン屋でとった写真だし、、

現在進行形で進むSEEDA & DJ ISSOの"CONCRETE GREEN"への参加、昨年様々な反響を呼んだmix CD "PLACE2PLACE"発表、そして数々のMCバトルへの参加を経て2008年STILLICHIMIYAのフルサポートを得て制作された、一宮のスーパーエースこと田我流 (でんがりゅう)、待望の1stソロアルバム。一人の青年が、理想と現実の間で揺れ動く生活の中で感じた青臭くストレートな感情を、時に人間臭く、時に調子にのり、時に荒々しくまくしたてた表現で、音楽=生きるということに真っ正面から向き合った渾身の一枚。表題曲の"ジャスト" 、夢を掴む為に直面する困難を自然描写の比喩とともに描き出した "坂" 。そしてすでにLOCAL TOWN CLASSICとなった "138"を含めた全13曲。剥き出しの感情と喜怒哀楽が入り交じる世界観を彩るプロデューサー陣に、ZIPSIES、Flammable、盟友YOUNG-G (stillichimiya) 等を迎え、HIPHOPの枠だけにとどまらない、普遍的なメッセージとユーモラスな音楽性にとんだ作品がここに完成、その名も<作品集~JUST~>。


シンプルなジャケットですなー。

田我流について
高校一年の夏、友達の家で聞いたYOU THE ROCK★の "HOO! EI! HO! '98"にハンマーで頭をぶん殴られたような衝撃を受け、一気にHIPHOPにのめり込みRAPを始める。高校卒業後、世界の猛者どもを見たいと武者修行の為渡米。サイケバンドでギターを担当し、さらに珍奇な音楽を追い求めてゆく。この頃からありとあらゆるジャンルの音楽を聴く。そしてある日、一人の黒人青年との出会いにより人生観をひっくり返される。貧困、暴力の渦巻く中で生きる彼らの力強い音楽に肌で触れ感動し、再びRAPを始める。ビザが切れ日本に帰国後、stillichimiyaを幼なじみの友人とともに結成。中心メンバーとして二枚のアルバム "One peach"と1枚のMIX CD "PLACE2PLACE" を制作するのと平行しソロの活動もこなす。県内を中心に東京、神奈川などでLIVEを重ねDJ ISSO & SEEDAで話題のCONCRETE GREENシリーズに田我流名義、そしてstillichimiyaとしても参加。またBLASTやREMIX、SOURCE JAPANなどのメディアからも地方というものに焦点を当てたTOPICと斬新な作品群が高い評価を得る。ありふれた生活の中にある人間臭さ、その中にある喜怒哀楽を直情的なFLOWで描き人間讃歌としてのHIPHOPを目指す。田我流のRAPは初めて精通を覚えたときのように、爽快感と自らへの嫌悪感が入り交じった青臭さとイカ臭さだ。……さあ今夜は赤飯だ。


ポスターです。トイレに貼りたい。

色んな人からの寄せ書き。

芯のある真っ直ぐなリリックと肩肘張ることのないシンプルな表現。田我流という人間がそのままグルーヴしてるラップに耳を持ってかれる。最初CCGで聴いておもしれーって思ってて、SAGDOWNや他のイベントで話すようになってさらにstillichimiyaに喰らったね。アルバムを聴いてると何より山梨での生活が思い浮かぶし、色あせない初期衝動がHIPHOPを聴き始めた頃を思い出させてくれる。音楽や仲間、地元に対する想いが伝わってくる138shit! このアルバムもまだまだ田我流のほんの一面にすぎないはず。今度オレのトラックでやろうぜ。あと格ゲー対決は今の所うちのPUGが一歩リードだからヨロシク! ピース - 16FLIP(MONJU / DOGEAR RECORDS)
遠足の前日、興奮し過ぎて眠れない夜。俺は田我流のラップを聴くたびにそんな気持ちを思い出す。桃の里の奇面組ことSTILLICHIMIYAの援護射撃もずんぶいぜ!! - 東京ブロンクス
買って損をしない、本当に良い作品になってたね。何度も聞ける感じ、大事なのはここでしょ、山梨一宮に流れを感じるね!!やばい。 - DJ ISSO
RAPって一言で言うても曲のトピック、内容、スキル種類はようけあるけど、ズバリ「生き様」を映し出す曲の集まりがこの「作品集」やと思う、この男のHIPHOP & 地元に対する愛がHIPHOPカルチャーと言うもんをよりタイトに感じさせてくれる。上っ面だけのHIPHOPにバイバイさせてくれる一枚 - DJ A-1 (ASTREET / SPIN SCAANLOUS)
オレは蕎麦が好きなんです。蕎麦そのものの香りとのどごし、そんで蕎麦引き立たすダシきいたつゆがからんでどうだ!みたいな。すげぇシンプル、だけど旨い!みたいな。つまり田我流のRAPと、ダシのきいたおみゆきチャンネルのBEATS。シンプルゆえ奥深い。山梨一宮から直送!おいしいよ。 - NORIKIYO
田さんはあった瞬間に『わかる』事が出来る男!そんな野郎が届けてくれたアルバムは…『ヤバい!』を超えて『サバい!』!!いや、それすらも超えてゼツいっ!!! - サイプレス上野
待ちに待った田我流のファーストソロ作品集『JUST』。プロモ盤を通して20回以上は聴いてるけど、スルメみたくじわじわ味が出てきて中毒になってる。田さんの飾らない等身大のリリックが心にしみるっす - 肥後徳浩(Mary Joy)
真打ち登場!これが最新ヒップホップ演歌(ソウル)!桃の里から全国各地のずんぶいヤツラに届ける本気(マジ)!よく覚えとけコレが田我流だ! - 吸太 (HARVEST)
熱い男である。全ては自分のこと。自己の体験を血肉化し、波動のごとく口から吐き出す。その流れの勢いは激しく、優しくたまに悲しいが常に熱い。全国の墓場のディガーがエールを送るだろう。かく言う俺もまたその一人である。ずんぶい(意味は民明書房参照のこと)! - DARTHREIDER (DA.ME. RECORDS)

長ッ!! こんなに長い解説を送ってきて、トラックリストを送ってこないとは爪が甘いな。一宮の桃のようです。

このお母さんにしかってもらいましょう。

僕的なハイライトでいうと、まずはMary Joy版The TBS Projectにも収録されている「墓場のDigger」。これはプロデュースとフィーチャーリングにBIG BENが貢献しているトラックで、墓場からネタを掘り起こす話。今回の新ミックスではBIG BENのゾンビ度が200%増量されていてさらに怖い、、、太便のビートは極太シットです。それからStillichimiyaをフィーチャーした「ずんぶい Saturday Night」は一言で言うと「Wild Style」なんだけど「おみゆきChannel」仕事のビートがかなりやばい(おみゆきChannel = Young-G + BIG BEN)。一度聞いたら二度と忘れられず、一日一回は欠かさず聞きたくなる曲。おみゆきChannelが生楽器を取り入れた「JUST」は田我流らしさが最大限に引き出され、聞けば聞くほど歌詞が胸にしみる。音とラップに遊びがあって超すきなのはMMMをフィーチャーした「ラーメン」。これは隠れクラシックになりそうです。「Ice City」は全国の田舎の人たちに聞いて欲しい。なんでもかんでも東京中心じゃなくて、どの街からでも全国に音楽を広められるようになるのが理想っすね。

Stillichimiya Myspaceでメガミックスが聞けます。
http://www.myspace.com/stillichimiya

これが噂の金曜山梨(NHK山梨)!

スティルイチミヤドキュメンタリー「ラッパー郷土愛」導入。

太平太便くんです。これは花祭りの光景。ライブしている曲は「宝船」「桃畑」です。

11月28日は山梨県で田我流「作品集 〜JUST〜」のリリースライブがあり、東京都のKOCHITOLA HAGURETIC EMCEE'Sも出演します。次の29日は静岡県沼津市でY.A.S.くんと田さんのダブルリリースライブがあります。

その次の日は釣りバカ田さんと釣りに行く予定。