昆虫トンボ

ヤーマン!東葛boys は7月下旬〜8月に筑波山オニヤンマ見学ハイキング決行です。
3年くらい前に、ヒラグリさんとスダさんと行ったとき、何千、何万、何十万かも分からないほどのオニヤンマの大群が、空中をホバリングしていて、羽音がブンブン聞こえる程だったのです。何か石でも投げつけようものなら、一斉に襲いかかってくるんじゃないかという、恐怖もちょっと感じるくらい。大げさに言うとヒッチコックの鳥、みたいな光景でした。
ホバリング(空中停止)っていうのは、ヘリコプターみたいで簡単そうに見えますが、羽のはばたきで浮力と重力が完全に一致した状態。かなり難しいし、美しいと思います。
日本は古来、あきつしま、つまりトンボの島と呼ばれ、180種類ものトンボが棲息しているらしいです(火の鳥・黎明編による)。トンボって一言にいっても、トンボ亜目、イトトンボ亜目、ムカシトンボ亜目とあって、トンボ亜目ヤンマ科オニヤンマが一番大きいらしいです。イトトンボは僕の記憶だと水の綺麗な場所に居るっていうイメージがあります。東京のトンボは、東京オリンピック以降激減したと言いますが、もう都心には田んぼがないですからね。品川区や渋谷区では全然見かけません。千葉では自分が子供の頃は、シオカラトンボアキアカネ(アカトンボ)はそこら中に居ましたが、ギンヤンマやオニヤンマを見ると、オォーってなっていましたね。
20年前の千葉の田舎でも珍しかったオニヤンマが、現在も大群で棲息している筑波山って一体なんなんでしょうか? それを確かめてきます。