夜行性物質を投入

"暗がりを目で照らす" - s02 "誰も知らない" からの引用です(勝手に)。
本文とはあまり関係ないですが、この言い方カッコいいなと思いまして。
いま、Eri Bill Orchestra の "Tropical Temple" cdカバーをひとつきにお願いしていて、最後のフィニッシュまで持って行って貰っています。自分は、昨日の夜から連絡があったらいつでも動けるようなレスキュー隊員ばりに待機していたのですが(気分的にはクラウチングポーズ)、昨日は、ない、という連絡を貰い、気を休めました。ちょうどキャンドルがスタヂオに来ていたので、真夜中の渋谷を練り歩くことになりました。オヤジ狩りならぬジゴロ狩りしている人はいませんでしたが、狩人は居ました。
昨日は渋谷で何があったのかというと、まず Plug で Circus Djs の dj live と、Rock West では "謎の生命体" こと Dj Skyfish が dj をするんで、そこに RUMI が mc として参加するという情報があったのです(Module でも何かあったみたいです)。せっかくだし縄梯子しようということになり、先に bill さんの忘れ物 = dj mixer のアダプターを届けに plug によって《s02-2102 みたいな話です》、すぐ Rock West に行きました。毎日毎日つめを磨けよー!で上がった。RUMI さんの今度のアルバムに "Cat Fight" という曲が入っているんですが、それ大好きです。Skyfish 君としゃべった後は殆どフロアーで踊ってました。超たのしかったです。で、四時からまた催しがあるというので、もどれたら戻りますという感じにして、Plug へ移動。
入ったら、HB(注: Hella Broke ではない)という女性三人のリズム・バンドがライブしていて、和製 live human と言うべきかな(djは居ないけど)、 感心してしまいました。とにかく練習量の半端なささを感じました。音楽的にも新しいし、また機会があったら見たいです。そして、われらが dj top bill 登場。今シーズン、トップ先生の飛躍を担う新機材、scratch live の実践テストも兼ねたソロ三十分は、イントロにピアニカ演奏と以後はエリビルの upcoming album "Tropical Temple" の先行プレイという内容。普段スタヂオで聞いている曲ですが、クラブで聞くとまた違った良さが聞けて良かったです。scrtach live は、連動させるハードドライブ中のオーディオファイルを再生させるので、レコード盤(専用品)は時間軸とピッチをコントロールするリモコンみたいなものみたいです。つまり取り替え不要。だけどビルさんはそれを何度もはずそうとしていて(いままでレコードでプレイしていた癖で)、そのたびに僕は心の中の黒板にチョークで 正 の字を書いていました。アナログになっていない新曲とかをアナログ感覚でプレイできる(しかもターンテーブルとミキサーは通常のを使える)のは、画期的ですね。大阪の Dj A-1 もそれでルーティーンをやっていますよ。それと、音は良いと思いました。
ビルさんの次には裏番長の dj kou 登場、一気にフロアに hip hop headz があつまり、一番の盛り上がりを見せてくれました。dj kou さんのプレイはハンパじゃなかったです。MPC + 2 turntable + mixer という伝統的 circus style ながら極めればまた新境地が見えてくるのだなと思いました。やはり一芸に秀でた人のプレイは凄みがあります。Plug で堪能したあとは、また Rock West に戻ろうということになりました。Skyfish が色々と手筈を整えてくれていたので期待にこたえようということになりまして。
Champion Bass@Rock West は四時なのにまだまだ盛り上がっていました。DJ Skyfish と RUMI が、アルバムの曲 "Heso-cha" をライブしてて、やっぱり来て良かったニャ〜と思いました。
たまには hoe になるものいいですよね?


かくいういまは、またクラウチングポーズしてますよ。