巡礼DVDの最後の試験

今日は歪曲巡礼DVDのプルーフのチェックが行われる。

検証盤も幾つか段階があって、今回のは工場でスタンパーから複製したクローン1号。つまりコマーシャル盤=市場に出る物、と全く同じ物の第一号です。いままでの段階の検証盤はDVD-Rだったのですが、今回のはプレスされたDVD、という違いがあります。なんでこのスタンパーから複製したプルーフが必要かというと、片面2層に圧縮率の低い高画質の動画、それに音も48kHz, 24bitと高音質な状態で記録しているので、DVD-Rでは十分に検証が出来なかったからです。具体的に言うと民生機のDVDプレイヤーではかからない物がおおいからなんですね。もともとテレビで綺麗に写ることを前提に作っているので最後のチェックが必要にな訳なんすね。これでokなら明日から量産型が作られる訳です。

検証は主に音と映像にエラーがないかを試すのですが、まばたきしてエラーを見逃す可能性もあるのことから、監督やプロデューサーや複数人が集まってやるんです。僕らくらいの規模でもこんなことをするんですから、映画とかもっとシビアでしょうね、、、